2005年12月08日

FMP6のデータベースファイルをFMP8に変換する手順 (2)

FMP6のデータベースファイルをFMP8に変換する手順のまとめ」では FileMaker Pro 8 のマニュアルなどから、おおまかな変換手順をまとめました。

これをもとに、40ファイル以上ある私の現行システムの変換手順を試行錯誤しながら考えています。

私の場合のゴールは、
(1) 言うまでもなく、従来通りちゃんと動作すること。
(2) 移行によりシステムが停止する期間を最小(2〜3日)にすること。
(3) メンテナンス性や運用面を考慮しながら、いくつかのファイルにまとめてアクセス権管理の手間を減らすこと。
(4) FMP6時代の不要なフィールド、リレーション、レイアウト、スクリプトなどを整理して、今後のメンテナンスや機能追加しやすいようにすること。
(5) カスタムWebについては、従来のCDMLからFX.phpにより全面書き換えする。
です。

まず、FMP6からFMP8へのファイル変換は、Conversion.logを見る限り、特に問題なくできたように思われます。

ただし、レイアウトが崩れたものがありました。固定テキストで中央寄せや、カスタムタブを使って配置しているもののいくつかが、不思議なズレ方をしています。設定をし直しても直りません。FMP8 (Mac) のバグでしょうか?もう少し調査します。

次に、ファイルをまとめる作業について検討しました。FMP8ではテーブルのインポートができるようになりましたが、実際にやってみると、いろいろやっかいな問題があることが分かりました。例えばファイルA(テーブルA)にファイルBからテーブルBをインポートします。もしテーブルBのフィールド定義に、ファイルBに定義されたリレーションを使ったものがあると、そのフィールドの定義は正しくインポートされません。Import.logを見ると、正しくインポートされなかったフィールド定義が記録されているのですが、実際にはそこに記録されていないフィールドの定義にも同様の問題が生じていることがあり、ログだけでは確認することができません。

いずれにせよこの問題は、インポート後のファイルAにて、テーブルBで使っていたリレーションを改めて定義してやり、問題のあったフィールド定義を一つずつ手作業で修正しなければなりません。

※FMP7ではテーブルのインポートはできませんでした。テーブル定義をすべて手作業で行なわなければならなかったことに比べれば、FMP8ははるかに便利になっているとは思います。

この問題を引き起こさないためには、インポート作業前に、ファイルAのリレーション・ダイアグラム上で、ファイルBのフィールド定義で使用されているリレーションを、全く同じ名前で予め定義しておくと良いことが分かりました。

しかしこれでは、ゴール4で整理するはずの不要なリレーションまで、手作業で再定義しなければなりません。これは無駄ですね。したがって、個別ファイルの状態で、先にFMP8への最適化作業を行ない、動作確認をして、最後に統合作業を行なう方が良さそうです。
posted by Kojima at 12:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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