今後、PHPベースの開発にあたり、CVS (Concurrent Versions System) を使う必要性に迫られ、他の開発環境を検討しています。
PHPには本家Zend社 のZend Studioが有名ですが、有償です。
JavaのIDEとして有名な Eclipse で、PHPを扱うことができるようにするプラグイン TruStudio があります。
私の作業環境はMac OS Xですので、Appleの標準的な開発環境である Xcode でPHP開発を行なう方法をまとめます。
(ちょうど Apple が Intel のプロセッサへの移行を発表したばかりですが、Xcode 2.1 は PowerPC と Intel Pentium の両方をサポートする Universal Binary なアプリケーション開発のためのツールとして話題になっていますね)
Xcodeの入手先
たしか Mac OS X のパッケージを購入すると、Developer Tools 一式が付属してくるように記憶しています。最新版は Apple Developers Connection (英語)からダウンロードすることができます。(ただし、会員登録が必要。オンライン会員なら会費無料)
XcodeでPHP開発についてのドキュメント(英語)
PHP with Apple's Developer Tools
Xcodeに組み込みのエディタは、PHPのソースもちゃんと色分けして表示してくれます。control + . で予約語の補完もしてくれます。
CVSからの最初のチェックアウトや設定は手動で行なわなければなりませんが、それ以降のバージョン管理はXcodeを通じて行なうことができます。